(1)ご相談内容
曝気槽が定常的に発泡している。
(2)問題点
場外へ汚泥が流出するリスク・悪臭発生リスクがあった。
処理水への泡流出により、処理水質が悪化するリスクがあった。
(3)課題
発泡する原因がわからず、対処方法がわからなかった。
(4)解決方法・結果
SRT(汚泥滞留時間)が15~20d程度で長いことが分かった。
放線菌による発泡が原因と判断した。
流入脂質を除去することで細菌の発生を抑制した。
発泡の原因は多岐に渡るため、原因別発泡対策一覧表を作成し、誰でも判断し対策が取れるようにした。
曝気槽の運転方法を変えることで、細菌の発生を抑制した。