(1)ご相談内容
毎年冬季に処理水質が悪化する。
(2)問題点
①毎年冬季に処理水質が悪化していたが、有効な対策を実施できていなかった。
②運転調整は担当者の経験に頼っており、管理値や管理方法が確立されていなかった。
(3)課題
①冬季の処理水質悪化要因を特定し、有効な対策を実施することで、処理水質を改善する。
②水質データを解析し、管理値及び管理方法を確立する。
(4)解決方法・結果
設備更新後、概ね透視度30度以上を維持することができた。
COD濃度は法規制値以下を維持することができた。
管理値を運転調整に反映できるようにするため、日報ファイルを改定。
これまで蓄積していた水質データを活用し、処理の見える化を実施。
設備追加により曝気槽の処理能力が向上したことを確認。