お悩み解決事例

食品製造工場(惣菜)

排水量:750㎥/日
処理方式:加圧浮上分離

(1)ご相談内容

加圧浮上処理水の水質変動により生物処理槽への負荷が変動し、処理水質が安定しない。

(2)問題点

加圧浮上処理の薬注量調整方法が標準化されていなかった。

(3)課題

調整槽の容量が小さく、流入水量の変動が大きい。
原水の水質変動が大きい。
凝集剤添加量の明確な基準値がなく、現場担当者の経験による調整となっている。

(4)解決方法・結果

薬注調整を困難にしている要因を特定し、設備的要因と人的要因に分解。
数種類のデータを解析し、注入量の算出方法を確立させた。理論値にさらに補正をかけ、より過不足のない注入量を算出することに成功した。
調整回数を減らすことで、年間約68万円のコスト削減が見込まれている。

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