2006年より毎年、三重大学名誉教授の梅林先生が主催される「チェンマイ七夕植樹祭」に社員を派遣しています。2016年は7/9~7/13の間、4名の社員が植樹活動に参加しました。今後も海外での植樹活動を継続していきます。それでは参加者の感想をどうぞ!
第16回チェンマイ七夕植樹祭に参加して
(長久手事業所 石坂祐二)
7月9日~13日の5日間の日程で、第16回チェンマイ七夕植樹祭に参加してきました。今回、活動を企画された梅林正直三重大学名誉教授がドクターストップで参加されず、日本人の参加者はエステム4名を含め合計11名でした。
2日目は、チェンマイのライオンズクラブの方々と行動を共にし、クアンパーク寺院学園でのマナオ等4種の果実苗の寄贈・植樹などを行いました。
3日目は、タイ最高峰のインタノン山におけるロイヤルプロジェクトの見学でした。ロイヤルプロジェクトとは、農村部の貧困農民に経済的自立を目指して農業の指導をしていくという国家の政策であり、プロジェクトポイントは現在国内に38か所あるようです。クンワンというセンターで濵島相談役、鋤柄名誉会長、丸山部長が植樹された桜の若木の生育状況を観察しました。また山頂付近の公園には2年前に寄贈した桜の木がありますが、昨年11月に満開になったそうです。なお、タイの温暖な国土には、寒冷系の河津桜や寒緋桜よりも大島桜の方が合っているようです。
16回継続してきた活動ですが、今回が最後になるという話も出ています。私は以前から海外で組織的な活動に携わりたいと思っており、今回念願の参加となりました。参加させて下さいました皆様に御礼申し上げます。クアンパーク村では地元の方々から歓迎を受けましたが、過去に行かれた方のレポートを拝見すると最初からそうだった訳では無いようで、梅林先生が長年地道に活動されてきた結果、少しずつ信頼が得られてきたようです。日本人メンバー、ライオンズクラブの皆様との出会い、またタイ北部農村における違法なケシ栽培という、国家規模の問題に対して少しでも支援に関われたという実績を自信に繋げ今後に生かしていきたいと思います。マナオはタイでは高値で取引されるとのこと。今後地元の方々の幸福と生活の安定が得られることを願っています。